門或

今日の授業 〜心理学入門編〜




皆さんはどこまでが自我を持った行動でどこまでが本能だけで行動しているというのを判断してますか?


どこまでが本能で、どこまでが自我なのか


ある行動を行うには二つのタイプがあると言われています


一つ目は“生得的行動”
生まれつき、先天的に備わっていて、遺伝的、本能的、固定的、反射的に行うことがそれです
例えば雛鳥が初めて羽を羽ばたかせて飛ぶことや、孵ったばかりの稚魚が泳ぐことなど
これは環境に適応しやすいがために持ち合わせてると考えられています


二つ目は“習得的行動”
これはさまざまな経験をすることによって後天的にでも得られるもの
要するに“学習”です



人は生得的行動はごく僅かだといわれています、逆に多くの場面は習得的行動で動いていると言われています
それは人間がさまざまな場面で適応できるように備わったと考えられています



そこで人は学習しなかったらどうなるか? 本能だけで生きられるのだろうか?



いくつかの例にアヴァロンの野生児、カスパーハウザー、インドの狼少女などがあります
人でありながら人として育たなかった人達
この人達は“学習”をほとんど受けず本能で生きてきた事例の一つです



なら“本能”とはいったいどこまでが本能と言えるのだろうか


こういう実験があります


生まれたばかりのサルの赤子を箱の中で育て、誰にも会わせないようにする
これでこのサルの赤ん坊は学習を行わず、本能のみで過ごすことになります
そして生まれてから数ヵ月後、箱の外に出したらどうなるかという実験です


・3ヵ月後に出した場合
サル社会に戻すと大騒ぎになる
しかし代理母により1週間でサル社会に入ることができる


・6ヵ月後に出した場合
サル社会に戻ることができない
ただ、同じ条件で育ったサルとは友人になれる


・12ヵ月後に出した場合
ずっとパニック状態で、ちょっとした刺激(風とか物音)にも反応する



このようにサルが群れで行動するというのは生得的なものでないということが明らかになった実験です



この実験はアメリカの心理学者の名前から『ハーローの実験』と名づけられました




















うん


































ついついこう書きたくなっちゃうのが僕のダメなところです



違うんだ、これは僕の本能が起こした行動なんだッ




























バーロー 物理化学 上 第6版

バーロー 物理化学 上 第6版






まぁ、皆さんも興味があったらイロイロ調べてみてください、面白い発見があるかもしれませんから







■はい、ていうことでまた下らない前書きになりましたね


心理学入門はいかがでしたか?
大学の授業も落ち着いてきたんで紹介とかできたらなぁって思って書いてみました
実際かなりめちゃくちゃになりましたが、書いてることはホントです、たぶん、、、
本当は専門科目とか紹介したかったんですけど、面白くないし、つまんないし、説明するのも大変だから
僕も全然授業分かんないし
まぁ、また面白そうなのがあったら紹介しますね







■ちょいコメントに書かれてたので、ファフナーについて


アレは別に僕の方から貸して欲しいって言ってないんですよね
で、借りた時のことを再現



トゥルーティアーズ見終わったよ」
「どうだった?」
「普通に面白かったよ」
「そうか、それは貸した甲斐があったな」


「あとクラナドファフナーが全話あるけどどっち貸して欲しい?」
両方
「ああ、そう言うと思って両方持ってきたよ
「君の優しさに感謝する」






そんな感じです